この記事の執筆者

あい太田クリニック 院長

芳賀 紀裕 (はが のりひろ)

新年あけましておめでとうございます。
残念ながら年頭から令和6年能登半島地震という大きな災害が起きてしまいました。
私は元日が仕事でしたので、地震発生時は往診先のお宅のテレビで、緊張した声で避難を呼びかけるＮＨＫアナウンサーを身震いしながら観ていました。
被災された方々が大変な状況にあることを想像するだけで心が痛みます。
一日でも早く、安心して過ごせる日々が戻りますよう、心よりお祈り申し上げます。

昨年は私にとって還暦の年であり、還暦記念にホノルルマラソンにチャレンジしました。
我ながら頑張って練習して2回のハーフマラソンもこなして準備万端で臨みました。
しかし無事完走したものの残り2ｋｍで脚がつり、ゴール後はしばらく悶絶して動けませんでした（涙）。
しかし、目標を決め努力をするということの大切さと達成後の充実感を再認識する良い機会となりました。

診療面では、おかげさまで訪問患者数も増えましたが、その分厳しい診療スケジュールになってしまい、訪問時間の修正や遅れが出てしまうことがありました。
クリニックとしてはスタッフの増員、診療の効率化、訪問看護さんなどの地域の医療施設との連携強化等を図っていきたいと考えております。
そして本年も訪問診療を通じて、患者さんのそれぞれ個々のニーズに応え、在宅で穏やかに暮らせるようさらに努力していきたいと思っております。
そのためには、地域の医療関係者とのより良い連携も不可欠であり、皆さまと共に歩む一年となりますことを心より願っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

＊今年はオンコール明けの1月2日となりましたが、恒例の近所の小さな神社に初詣に行きました。
平和で穏やかな年になりますように…。