毎週木曜日、クリニックでは昼休憩を利用し「ランチ・オン・カンファレンス」と称し、症例検討を主として勉強会を行っています。
(↑いつもの様子。こちらは中村副院長の嚥下内視鏡症例検討の回。)
はい、この日は前橋市の群馬県立義肢製作所より技術者の方をお招きし、
神経難病患者や 言語、上肢に障害を持つ方とのコミュニケーションツール、
“意思伝達装置”のデモンストレーションが行われました。
先月行われたメディケアコミュニティ講演会で野末院長も取り上げていましたが、
世の中には神経難病の患者さんが意外と多く、当院訪問先の居宅や施設にも、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィーといった神経難病の方がいらっしゃいます。
そこで今回は、介護・看護の現場で使用する際のイメージを掴んでいただけるよう、
施設スタッフの方や訪問看護師さんにもご参加いただきました
意思伝達装置には大きく分けて以下の3つのタイプがあり、
文字等操作方式
視線入力方式
生体現象方式
障害の度合いにより用意された様々なスイッチ。
これをコンピューターにつなげ、ボタン一つで操作できます。()
こちらはコンピューター内蔵のカメラが視線をキャッチし、カーソルを動かすことで言葉にしていきます。()
最近では国会議員にもALS患者の方が選ばれたこともあり、
とてもタイムリーだったこのデモンストレーション。
医学の進歩と共に発展したテクノロジーを体験でき、クリニックスタッフの経験値も1UPしました
群馬県立義肢製作所の皆さん、この度はご協力いただき本当にありがとうございました
By 今ちゃん