コロナの影響で、6月開催から延期になっていた 「第22回日本医療マネジメント学会学術総会」が、10月6日、7日にわたり 京都みやこめっせにて開催されました
当院の野末院長も、発表者として参加致しました。
発表題名は、
「在宅患者千名を支えるクリニックが必要とする院内及び地域リソース」
どのような発表内容かと申しますと・・・・
現在1000人を超える患者さんを診察している当院の開業からこれまでのリソースの変遷について。
また、これまでのデータからこれからの院内外のリソースについての推察
現在、あい太田クリニックでは1000人超の患者さんの診療を行っています。
増加していく患者数推移と様々なデータを比べながら、これからの訪問診療に必要なリソースを考えます
「訪問診療でどのような機器を導入しているの?」
「1000人もの患者さんを何人の医師で診ているの?」
などなど、気になる内容をお届けして参りました
①各診療用機器の導入時期と事務所建物面積の増加データ
(いつ頃、どんな機材を導入?職員増に伴うクリニック増設などはどのタイミングで?)
②職種別スタッフ人数の推移
(最初は医師1名、看護師1名、事務2名から始まりました。それが今では・・・・)
③訪問薬局数推移
(診療圏内の薬局・訪問薬局に対してクリニックから処方箋をお願いしている薬局推移)
④施設数推移
(診療圏内の施設に対してクリニックが診療に行っている施設数推移)
⑤訪問看護推移
(診療圏内の訪問看護ステーションに対してクリニックが指示書を出している訪問看護ステーションの数のデータ)
⑥酸素・人工呼吸器・CPAP導入推移
(酸素導入件数はどのように推移している?)
⑦医師1人当たりの訪問回数&実患者数
(患者数は右肩あがり。職員数も右肩上がり。さて、医師の1人あたりの患者数は?)
こういった内容をグラフを用いて説明
そして、これらのデータから、これからの在宅医療で必要な院内外でのリソースはどのようなものか
また、どのくらいか・・・・・
今回、野末院長は、感染に気を付けながら京都での発表に参加致しましたが、コロナの影響で、参加者は今までと比べて少なかったと聞きました
このようなデータ公表や発表内容が日本の在宅医療の向上に繋がっていくことを願って発表しておりますが、コロナで今回の発表内容を多くの方に届けることが出来ず、とても残念に思います。
でも、少しでも地域医療、在宅医療に関係する方々、ご興味ある方々の参考になればいいなあと思いますし、野末院長自身は 「学会に参加してきてとても勉強になった!!」と 元気に群馬に戻って参りました
by K2