ケアマネジャーさんとのワークショップ開催

院長ブログ

芳賀 紀裕
あい太田クリニック 院長
芳賀 紀裕

10月13日(金)にあい太田クリニック主催にて、地域のケアマネジャーさんたちとの勉強会を兼ねたワークショップを開催しました。
ケアマネジャーの正式名称は「介護支援専門員」と言い、介護や支援を必要とする人が介護保険制度を利用して、自立した生活を送れるようサポートする仕事です。
さまざまな年齢、状態、ニーズを持つ方それぞれに合わせたケアプランを策定し、生活の質を向上させ、利用者さんが適切な支援とサービスを受けられるようにするために非常に重要です。
また、医療、看護、リハビリテーション、ホームケア、精神保健サービスなど、多くの異なるサービスを調整する必要があり、そんなケアマネジャーさんの存在なしにわれわれの訪問診療は成り立ちません。

 

 

ケアマネジャーさんとは、主に電話でやりとりすることが多く、たまに患者さん宅でお会いすることもありますが、どうしても話をする時間が限られてしまいます。
そのため、より良い連携ができるように相互理解を深める機会を持ちたいと思い、あい友会理事の野末瑞樹が中心となり企画しました。
主にFAXで広報したのですが、直前の案内にもかかわらず、54名ものケアマネジャーさんに集まっていただきました。

理事長野末 睦の講演に引き続き行われたワークショップは、グループに分かれて付箋を用いた形式で行い和気あいあいとした和やかな雰囲気で進みました。

 

 

「要望」「困りごと」「疑問・質問」この3つの項目をディスカッションして付箋に書き出していただき、最後に黒板に貼り出し、まとめていただきました。
可視化することで、それぞれの問題点などを把握し、改善に繋げることができるので、このグループワークは私たちにとって大変貴重な機会になりました。

 

 

いろいろな意見や質問もありましたが、時間が足りず十分な対応ができない部分もありましたが、今後またクリニックのブログ等でお答えする予定です。

これからの在宅医療において、ケアマネジャーさんのみならず、さまざまな職種の方々との連携が益々大事になっていくと思われます。
円滑に連携が取れるように、顔の見える交流ができるような機会を今後も考えていきたいと思っています。
その際は是非参加いただければと思いますが、日常でも疑問やご意見があれば遠慮なくクリニックまでご連絡ください。

 

 

 

 

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この記事を書いた人 芳賀 紀裕
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